★君子は豹変す★
■ 易経の中に出てくる言葉で、君子(優れた者)は、自分が
間違いであったことに気がついたら、態度を改め、過ちを認め、
すぐに改善を行うものである。
FXでも
自分の手法にこだわり、結果として大きな損を出しているにも
かかわらず、その手法は正しいものとしてまた損を繰り返して
しまう。 これでは進歩も改善もないのです。
負けたら何故負けたのか原因を明らかにして改善して次に臨ま
なければならないのです。
1回1回問題意識をもって改善する人と、しない人では、1年も
経つころには運用成績に大きな違いが出てくるのです。
1回1回の取引がトライアンドエラーで常に改善して行きましょ
う。
時には、大きく考え方が変わり昨日とはまるで豹変したように
感じることが出てくるでしょう。
★ 相場の器用貧乏 ★
■ このページをご覧のあなたは、きっとYouTubeの動画
をご覧になるでしょう。
そして、あきチャンのあきチャンネルとか常勝FXとかのFX
に関する動画もご覧になっているでしょう。
確かに私たちの知らない手法やインジケーターなど紹介さ
れたりとても役に立つ情報なのですが、どうしてもあれも
これもになりやすくいろいろ試していくうちにしくじって
しまい結局損をしてしまうという経験はないでしょうか?
獲物を求めるハンターが獲物を追いかけているうちに山の
奥に入り込んでしまい迷って出口がわからなくなってしま
うのに似ています。
器用にいろいろな手法をマスターするよりもこれだ!とい
う1つの手法を見つけ迷いを無くし1つに集中するほうが結
局稼げるようになるのです。
★投資家とは失望した投機家と言われている★
■ 投機家とはギャンブルのように一攫千金を目指し
短期的に大きく荒稼ぎしようとする人のことを言うの
です。
FXで言えば毎日パソコンの画面に張り付いて一挙手一
投足の変化を見逃さないように、そして短期的にロッ
トをかけて勝負することです。
ほとんどの人がこのやり方で一時的に儲かったとして
も競馬で連勝できないように全てを失くしてしまうこ
とになるのです。
それに気が付いた人がこれではいけない!と思い、考
え方を改めて長期投資をする人が投資家なのです。
★我々は誰も計算機ではない。人間なんだ。みんな失敗を経験する。
大事な秘訣はこれらの失敗を最小限度に抑えることだ★
■「ウオール街魔術師」と言う本の中に出てくる言葉です。
FXをやっているといろいろな失敗に出くわします。
損切ができなかったために大きく負けたり。
損切ラインを浅くしてしまいすぐに切られたり、
とりあえず買ってみようと様子を見ているうちに
相場が急変して大損をしたり(なぜかその反対は
あまりありませんね)・・・
ウオール街の株の専門家は、見通しが外れて損を
している銘柄こそ素早く売って損を少なくするこ
とを勧めているのです。
少しでも利益の出ている銘柄を売るのは簡単だが
損している銘柄を売るのは難しい。
もしかしたら回復してあわよくば儲かると考える
からです。
そのうちズルズルと負けてしまうことが多いので
す。